Re1920“映像” 国立天文台 中桐正夫氏レクチャー「1920年代と現代の天文台建築」

2012年5月3日(祝・木)16時〜
国立天文台 中桐正夫氏レクチャー「1920年代と現代の天文台建築」
@北九州・中屋ビル 魚町三番街 地下1階

国立天文台に長年勤められ生き字引として知られる中桐正夫さん。数多くの天文台建築の建設に携わられ、その豊富な知識と、楽しく時に刺激的なお話で、国立天文台・三鷹キャンパスの近代建築ツアーのガイドをされているのが中桐さんです。

国立天文台・三鷹キャンパスには、3つの登録有形文化財の天文台建築があります。小ぶりで凛とした第1赤道儀室(1921年竣工)、舟底天井がとにかく美しく圧倒される望遠鏡が待っている大赤道儀室(現在の天文台歴史館 1926年竣工)、建築学生は聞き覚えがあるかもしれない通称:アインシュタイン塔(太陽塔望遠鏡 1930年竣工 一部、1926年竣工)の1920年代、30年代の建物たちは、望遠鏡を包む形と機能が一体となっている天文台建築。よく知られたドーム状の屋根が「機械」という扱いであり、造船業の人々の手によって造られてきたことも、望遠鏡のレンズがドイツからやってきたことも、中桐さんのお話を通じて初めて知るのでした。

東京の空が明るくなってきてしまった、そろそろ移転しなければいけないのではといった状況で、1923年に関東大震災が起こり、東京の麻布から三鷹へ移らざるを得なかった、天文台。その時代背景など、同潤会青山アパートメントメント(関東大震災の復興住宅で1926年竣工)と同時代の建築が、こうやって人々の手入れによって残り、使われていくことに希望を感じます。

そして、1920年から90年以上経った現代の望遠鏡は、どのようなことになっているのでしょうか。観測史上最も遠くの銀河を発見したのは、ハワイにある「すばる望遠鏡」で、世界的にも大変優秀なものだそう。チリにできた「アルマ望遠鏡」は複数台の望遠鏡を組み合わせることで大きな望遠鏡と同等の観測ができる電波望遠鏡で、本格的な観測開始間近。現代の国際的プロジェクトである巨大望遠鏡の様子には、きっとわくわくするに違いありません。

1920年代と現代の天文台建築について、中桐さんに語って頂きます。1920年代がつなぐ、建築と星の旅へ。


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